清水支部の紹介
琉球古武術保存振興会のマーク
デザイン考案・制作
- 平 信賢
- 井上 元勝
支部長 あいさつ
支部長/師範 渡辺俊明
静岡市清水区(旧清⽔市)にあった初代唯⼼館井上空⼿道場に⾼校時代に⼊⾨。以来、50 年以上に渡り琉球古武術の保存と振興のために稽古を積み重ねる。国内外での演武会のほか、後進の指導にあたる。
当会清水支部のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
東京都渋谷区にある琉球古武術保存振興会 総本部の井上貴勝会長のご指導のもと、微力ではありますが琉球古武術の保存と振興を実践しております。
琉球古武術保存振興会は日本古武道振興会、日本古武道協会に所属し、国内外で開催される 様々な演武会等に参加するほか、総本部を中心に国内外各支部などで活動しております。また、国内外支部員を対象とする国際セミナー、研修会、講習会などを実施し、正しい琉球古武術の保存と振興の活動を行っています。
琉球古武術保存振興会では、古武術の修業を「心の修業」とし、最高の目的に位置付けています。
その術を学ぶうちに道を見出し、処世の法をつかみ、その修業鍛錬により得た、自信と信念に基づいて人類社会の信義礼節の向上善導に寄与することを一人ひとりが肝に銘じています。日本民族の遺産として先人・先師が残された偉大な琉球古武術を正しく後世に伝えるべく日々の稽古を実践しながら、道場では汗を流しています。
日頃の稽古の成果を発表し琉球古武術を振興する場として、当会清水支部では静岡浅間神社や熱田神宮での奉納演武などに参加し、心と技を磨いています。
近年、武器術の技が派手に見えるようなアクロバット化したパフォーマンスや、スポーツ化した試合など見受けられますが、私たちが行う琉球古武術とは異なります。それらの試合や技術を否定するものではありませんが、そこはきちんと線を引かねばならないと思います。また、武器術の型などをインターネット上の動画でも容易に視聴できる環境にあり、型の概要を知ることが可能となっております。素晴らしい技術革新だと思いますが、型の伝授には口伝によるものが多いもので、映像のみでは充分な真意が伝わらないのではとも考えています。
琉球古武術保存振興会は、その名前の通り四十余の伝承型および各武器の技術体系の保存と振興が目的です。私たちは何百年と伝承されてきた正統な琉球古武術を次世代へ残さなければならないという使命のもとに、日々稽古に汗を流しています。
稽古について
場所 | 静岡市立 清水袖師中学校 (武道場) / 駐車場のご案内 (PDF) |
住所 | 静岡県 静岡市 清水区 西久保 125−1 |
稽古日 | 月曜日(徒手:唯心会 空手) 水曜日(徒手:唯心会 空手) 金曜日(武器術:琉球古武術) ※稽古休み(国民の祝日や振替休日の他、支部で指定する日) ※詳しくは稽古カレンダーをご参照ください。 |
時間 | 19:00~21:00 |
月謝 | 5,000円 |
電話 | 080-6924-9343 (川﨑) 090-8420-0492 (渡辺) |
特徴 | 静岡市清水区にある支部道場です。琉球古武術保存振興会は琉球の武器術を主体とした会です。また、唯心会は空手術と体術を主体とした会で、それぞれ独立した会ですが、心技において両輪一体の関係にあります。琉球古武術(棒・釵・トンファー・ヌンチャクなどの武器術)と、基本・分解・組手・体術などを習得できる特徴ある唯心会(空手)を一緒に稽古することで、いっそう武器術への理解を深めることができます。 JR清水駅や静清バイパス(国道1号バイパス)からも近くアクセス良好。清水袖師中学校構内の駐車場が利用可能です。お仕事帰りの稽古で一緒に汗を流し、心と技をお互いに高めましょう。 |
備考 | ・諸般の事情により入門は高校生以上とさせていただいております ・感染症拡大防止対策として換気、手指消毒、検温等を実施しています ・地域の感染状況等により稽古の自粛を行う場合があります |
稽古場所
清水支部 事務局担当 電話番号
伝承されている型体系等
棒術
- 周氏の棍(小)
- 周氏の棍(大)
- 周氏の棍(古式)
- 佐久川の棍(小)
- 佐久川の棍(中)
- 佐久川の棍(大)
- 添石の棍(小)
- 添石の棍(大)
- 末吉の棍
- 浦添の棍
- 瀬底の棍
- 金剛の棍
- 白樽の棍(小)
- 白樽の棍(大)
- 北谷屋良の棍
- 米川の棍
- 津堅棒
- 趙雲の棍
- 知念志喜屋仲の棍
- 津堅砂掛けの棍
- 三尺棒
- 九尺棒
釵術
- 津堅志多伯の釵
- 浜比嘉の釵
- 北谷屋良の釵
- 多和田の釵
- 卍慈元の釵
- 屋可阿の釵
- 端多小の釵
- 湖城の釵
トンファー術
- 浜比嘉のトンファー
- 屋良小のトンファー
ヌンチャク術
- 練習型(小)
- 練習型(大)
- 三節棍(三本ヌンチャク)の型
鎌術
- 当山の二丁鎌
- 鐘川の二丁鎌(大)
- 鐘川の二丁鎌(小)
鉄甲術
- 前里の鉄甲
ティンベー術
- 鐘川のティンベー
スルジン術
- 短スルジン
- 長スルジン
伝承されている型体系等
型保存本 (井上元勝 著)
- 琉球古武術(上巻)初版1972年
- 琉球古武術(中巻)初版1974年
- 琉球古武術(下巻)初版1974年
基本技紹介本 (井上元勝 著)
- 琉球古武術(天の巻)
- 棒術、釵術、トンファー術、ヌンチャク術
- 琉球古武術(地の巻)
- 鎌術、鉄甲術、ティンベー術、スルジン術
・その他の出版物につきましては、総本部のWEBサイトをご覧ください。